”香辛兄弟スコープ”

ー恋する龍次朗シリーズ第9弾ー
さてさて
前回、高知でママの男だったプレスリーのおっさんとママの同僚のダンサーの間に生まれたのがジーナだったことを知った龍次朗。ここは咲きかけた恋のサボテンの花もひとまずしぼませて我慢我慢!

ジーナ「龍さん、オキテクダサイ!龍さん!」
龍次朗
(寝たふりちゅーのもしんどいな〜!ほんまに眠たいわ...)
『私、生まれも育ちも大阪釜ヶ崎です。
飲食店で色気を使い、
姓は松下、名は龍次朗。
人呼んでサボテンの龍と発します。』

龍次朗『おージーナ悪い悪い、お詫びに1曲歌うわ...!』
ジーナ「それで、ワタシのオトーサンのことワカッタ...?」
龍次朗(唄)『おおおジーナ〜許して、尽くして〜♪』
『悪い、ジーナ電話やわ。ちょっと待っとれよ..』

龍次朗(ひとり言)
「電話のふりすんのもつらいの〜誰かかけてこんかい!」
*しかし、ここはマニラの為に龍次朗の携帯は対応していません
龍次朗(ひとり言)
『よっしゃ、このまま知らんふりするため逃げたろ、
ママ悪いなつけといてや!いつかまた来るさかいにな...』
男としてジーナに何も言わずに去って行く龍次朗でありました...
数時間後。リトルトーキョーの違う店で...

龍次朗『ねぇちゃん、俺とつきあわへんか!』
看板娘
「私、ハンチング冠ったおっさん嫌いなんよ!帰ってよ。」
龍次朗
『ねぇちゃん、それを言ったらおしまいやんか、わかったわ〜。』
そして、次ぎの店で...

龍次朗『なんや、ねぇちゃんこっち向かんかい!
なんや、ヤンキーやないか、なつかしいやんけ!...........』
『俺にキモ〜て言うてみて〜や、頼むわっ!』
あいかわらず、恋に破れるとすぐにサボテンのトゲを手当たり次第飛ばしまくる龍次朗。ジーナに本当のことは伝えず彼女の笑顔を胸に次ぎの街へ旅立とうとしている龍次朗でありました、続きはまたまた次回の講釈で...
MERRY X'MAS from 龍次朗 12.23.2009
ー続くー
出演 松下龍次郎=テリー松下
ジーナ=from スナックYOU-A
監督 脚本 SB1
撮影 ☆T SB1
協力 ☆Tsutsumi スナックYOU-A
「恋する龍次朗9~続続続々恋いの街マニラ~,INC.」
© spicebrothers movie 2009